今更ながら、ドラマ『最高の教師』について書いてみようかなと

小ネタ
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第4話 拝啓、世界に居場所が無いと思う貴方へ

まずは今回の名シーンは、鵜久森さんとラランドサーヤさんが演じる勝見夏穂さんとのやりとりです。
『おぃ、何だこの見る目しかない子は』
はこのドラマの個人的名セリフのひとつです(笑)
この回で後々相楽君と繋がりのある浜岡修吾が登場するわけですね。
そして今回の栖原君の『人生はeasy』というのが高校生らしいなとも感じました。
かく言う僕も栖原君のように失敗しないような選択ばかりをしてここまで生きてきた気がしていたりします。
なので栖原君の考えが分からなくもありませんが、ちょっとグサッと来た気がしました。
ま…
演じる窪塚愛流さんとはビジュアル踏まえ遥かなる距離は当然ありますが(泣)

この第4話では今後に繋がる情報がディレクターズカット版ではより多くちりばめられていた気がします。
鵜久森さん、阿久津さん、東風谷さん、星崎君の4人で買い物に行ったわけですが、その買い物の際に星崎君がビデオカメラを購入。
それを、九条先生と浜岡修吾との会話の際に咄嗟にRECしたこと。
さらにはお店にビデオカメラを忘れたということです。
偶然にと言っていましたが、何かがありそうですね。
ってか、いつの間に充電されていたのでしょう?(笑)

ちなみに星崎君が浜岡修吾と初めて会った際に
『一生ついてっくッスわ』
というのが何かありそうで未だ頭から離れませんね。
ディレクターズカット版で星崎君の居酒屋での立ち振る舞いも何かありそうです。
予想や考察でも黒幕はとも言われていますが、怪しさ満載です。

そして居酒屋に九条先生と栖原君を残し店長の早乙女さん、瓜生君、向坂君の3人が退店する際に向坂君の
『意外と聞いた方がいいぞ、先生の話』
というセリフも店長の早乙女さんとの関係性も踏まえて九条先生との信頼関係が出来ているなとも感じました。

日が変わり、江波さんを化学準備室に呼ぶ九条先生。
それを迷いながらも下校しようとする江波さんに
『化学準備室は反対だよ』
と教室から出てくる鵜久森さん。
ここでの
『それでも私は、江波さんにちゃんと自分で言うと決めてきた。
今この選択だけな逃げない方がいいと思うって。』
覚悟が決まっているなと感じましたね。
ドラマだと言えばそれまでですが、ただただカッコいいなと。

番組終盤の江波さんへ栖原君から告白るやりとりはキラキラしてる感じでした。
ここは敢えて割愛しますが、いずれ二人がいい関係になることを望みたいなと思いました。

今回のスピンオフ『3年後の僕たちは』はもちろんこの二人江波さんと栖原君です。

 

このスピンオフで江波さんが
『手を取ってくれたぬくもりは今でも忘れない』
ありきたりですが、グッとくるものがありました。

そしてディレクターズカット版では夏休み?2学期直前?のシーンもありました。
その際に二人が一緒にいるシーンがあり、ほっこりしたりした僕です。

第5話 拝啓、変わり者と呼ばれる貴方へ

はぃ、水曜日のカンパネラのボーカルである詩羽さん演じる瑞奈ニカさんが中心に物語は進みます。
あれだけ個性の強くみえるキャラクターが何もなく1生徒の一人として終わるはずはないと思っていたら、文化祭で活躍とはニクい演出だなと思いました。
歌もうまいのは当然ですが、演技も素晴らしかったですね。

鵜久森さんと阿久津さんの

阿久津さん:『面倒くさいね』
鵜久森さん:『これがしたかった』

とのやり取りを見た時に
『あれ?』
っと流石の僕も、鵜久森さんの希望がなんだかいろいろ叶ってきてるぞと思いました。
『鵜久森叶』という『叶』という名前になにが意味や秘密があるのかもと勘繰ったりもしたりしましたが…

浜岡修吾率いる賊達が相良瑠偉に頼まれ文化祭を壊しに来たようですが、あんなに簡単に侵入できる学校もいかがなものかとも思いますが(笑)

その後の緊急ホームルームでは各所でも注目されていた鵜久森さんの
『今回はまだ1週間ある』
というセリフ。
もうタイムリープ確定ともいえましたね。
そして東風谷さんと阿久津さんの西尾さんに向けての発言も友情を感じました。

でもって、壊された教室をどうするのか?って展開の時に
『廃屋喫茶ってどうかな?』
という神楽誠君の発言に
『いいじゃん!』
で解決する渡会華さんの身軽な展開はこれまたちょっと笑えました。

瑞奈さんが、文化祭をどう考えているのかということに関しても、鵜久森さんは瑞奈さんに直接聞くことが大切だと。
これは第1話の感想の終わりがけに書いた
『本人の意思とは関係なく、他人に判断された』
という鵜久森さんの伏線回収にも繋がっているとも感じました。

第2話のディレクターズカット版では生田さんが鵜久森さんに
『これは攻撃じゃなく、私の感情だから』
とキツイ言葉を掛けてもいました。
文化祭へかける意気込みからの瑞奈さんへの発言。
なかなか強気なキャラクターと感じていましたが、今回の文化祭での

生田さん:『あんたさぁ、楽しい?今日の文化祭。』
瑞奈さん:『控えめに言って、最高かな!』

最高の笑顔でした。
そして生田さんの『ごめん』からダンス部の演目。
そこからの渡会華さんからマイクを取り、瑞奈さんへ歌ってもらう流れは良かったですね。
クラスの皆が瑞奈さんに駆け寄りどうすればいいのか相談する辺り。
なんだか青春を感じました。
ライブの際の九条先生が勝見夏穂氏を呼ぶ際に鵜久森さんに連絡。
『江戸川のクララシューマンに体育館に来て欲しいと』
と言われたのも良かったですね。
鵜久森さん経由ではなく直接呼べばいいのにと思ったのは内緒です(笑)

文化祭は大成功だったのではないでしょうか。
3年D組も団結が深まったように感じました。
終盤の花火のシーンでは瑞奈さんと生田さんが二人並んで座っているようにもみえました。
っと、ディレクターズカット版では生田さんからジュースを瑞奈さんへ。
すっかり親交を深めていました。

控えめに言って、最高でしたね(笑)

今回のスピンオフ『3年後の僕たちは』は当然、瑞奈さんと生田さんです。

ってか、旦那さんの蓮は文化祭でどうなったんでしょうか?

第6話 拝啓、今を生きる全ての貴方へ

ここから席替えが行われました。
2学期の席順は↓こちらになります。

3年D組座席表

問題生徒と呼ばれるメンバーが固まっているのが気になるところですね。

鵜久森さんのタイムリープが正式に発覚。
東風谷さんとのやり取りで鵜久森さんの1番の希望が叶います。
もうすっかり上手くいくものだと思っていました…
フラグが立ちまくっている感じもありましたが、まさかというかやはりといいますか…
ここで衝撃の展開でした。

ここで、ちょっとだけ鵜久森さんを突き落としたのは『阿久津さんかも…』なんて思ったりしました。
東風谷さんと仲良くしているイメージがあるので。
第1話の学級裁判時には阿久津さんの座る席の横に東風谷さんが立っていた。
第2話のディレクターズカット版では東風谷さんと星崎君と3人でファミレスで勉強していました。
第3話で九条先生の担任外しの嘆願書を提出した日の放課後、学校で一緒に勉強していた。

『ひょっとして、東風谷さんを取られたか、仲間外れ的な嫉妬心から…』

なんて思っていましたYoutubeのスピンオフ作品である『3年後の僕たちは』がアップされました。
ここに阿久津さんが出演しているということは、そのルートはなさそうですね。

この回も号泣でした…
ロッカーの中の手紙を九条先生に相談すれば違ったかもとドラマなのにしっかり入り込んでしまった僕です。

それよりなにより視聴者の予想や考察を当然超えてくる脚本家の才能を感じます。

というわけで…

意外と長くなりましたね(汗)
感じたままに書いたので読みづらい点や話の前後がおかしい箇所も多々あるかと思います。

最高の教師、毎回心に刺さるというか泣ける展開のストーリーです。
生徒と向き合う九条先生の淡々としたなかでの心に刺さる言葉。
九条先生の表情や話し方に少しだけ怖さも感じられます。
そこがまたこのドラマのポイントでもあるかと思います。

直接心に響くと言いますか、あふれてくる何かが毎回ありました。
何度見ても、そしてこの先の展開が分かっているのになぜか泣けてしまうドラマです。

そしてこの記事を書きながらも、改めて『鵜久森さんロス』を再認識したわけですが…

考えてみると、このドラマはそもそも『学園サスペンス』なんですよね。
ただのタイムリープ学園ドラマであれば、2週目の人生はハッピーエンドになってもおかしくないのかもしれないなと感じました。
故に、その辺りが『サスペンス』という要素がありそうです。
それだけ、脚本が巧妙に作られている気もします。
もちろん出演者の皆さんの演技力等も相まっているとも思います。

全10話とのこと。
残り4話ですが、未だ相良琉偉と浜岡修吾の関係性や謎めいた部分が多く残っています。
少なくとも可能性として他にもタイムリープしている人物が出てきてもおかしくないでしょう。
既に2人もタイムリープしているわけですからね。
どのような展開になるのか楽しみしかありません。
いい意味で視聴者の感じたことや気持ちを裏切ってくれるのではないかと期待しています。

おっと…
ここまで書いてきて九条先生の離婚問題もありましたね。
学園の話が多く忘れてたりしてました(自爆)
これもまた脚本家の演出という術中にハマっているのかもしれません。

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