アイキャッチ画像が『I5-9400F』なのはご愛敬(笑)
ようやく理想な雰囲気になった『PC百式』です。
2024年になったにも関わらず『i7-4790K』のオーバークロックを試してみましたので、その結果をまとめてみます。
マネしてトラブルが起こっても当方では責任は持ちません。
自己責任でお願いします。
※尚、画像は作業終了後に撮り直しているのでアチコチおかしなことになっていますが生ぬるく見ていただけると幸いです。
PC百式の構成
今回のオーバークロックに関係する構成は下記になります。
現在の仕様
- マザーボード ASUS Z97I-PLUS
- CPU intel i7-4790K
- 電源ユニット Thermaltake SMART BX1 RGB 550w
- メモリ CFD ELIXIR 16GB
- CPUファン アイネックス CC-06-CR
- ケースファン メーカー不明のRGBファン×2
さぁ、どのような結果になるのでしょうか?
早速試してみましょう
まずはBIOS画面に入ります。
再起動をし『F2キー』を連打。
画面右下の『Advanced Mode』をクリックします。
『F7キー』でも可能なようです。
『Ai Tweaker』を選択して『Ai Overclock Tuner』の項目を『自動』から『X.M.P』へ変更します。
これでコアの倍率制限値を変更することができるようになるようです。
次に『CPU内部クロック倍率』を『Sync All Cores』へ変更します。
これで4コア全てが同じ倍率に変更できるようになります。
まずは44へと変更。
デフォルトでは4コアのいうち、コア1が44、コア2が44、コア3が43、コア4が42とのこと。
すべて44にすることでコア3とコア4が44となり軽くクロックアップすることになります。
設定を保存し再起動をすると無事に起動してくれました。
引き続き、45へ変更するとこれまた問題なく起動しました。
さらには46へ。
これまた無事に起動してくれました。
そして47へ。
ついに起動せずブルースクリーンとなりました。
というわけで、僕の環境では4.6GHzが限界ということになりました。
CINEBENCHI R23を回してみると…
というわけで、現状でCINEBENCHI R23でチェックしてみます。
無事に完走して、スコアは4941となりました。
ふと気になり『CoreTenp』で温度変化を見てみようと再びCINEBENCHI R23を起動。
ついでに『CPU-Z』で『Core Speed』も確認しながらCINEBENCHI R23を走らせてみると…
開始早々CPU温度が100度になりサーマルスロットリングが作動してMAX4.2Ghzまでしか動作していませんでした。
ここで一つの疑問
『CINEBENCHI R23 を回さなかったらどうなのか?』
ということで一先ず自己責任で常用してみることに。
で1週間ほどCoreTenpでモニタしてみると下記のような結果に。
基本的にネットサーフィンや動画視聴でゲーム等は行っておりません。
最低で28度。
最高で79度です。
『CPU-Z』でClocksを確認しながら稼動してみると…
MAX4.6GHzまで稼働してくれているようでした。
そこまで負荷がかからず温度も上がっていないようですね。
僕の使い方だと発熱的には問題無いかもしれません。
マザーボードにもそんな機能があったような…
確か、ASUSには最適なオーバークロック設定をしてくれる機能があったようなことをどこかで見かけた記憶があり調べていくと『EZ System Tuning』という簡易オーバークロック機能でした。
早速やってみることに。
画面右上の『EZ System Tuning』の箇所のスライダーで『通常』から『ASUS Optimal』へ変更するだけです。
再起動を行い、早速CINEBENCHI R23を起動。
結果は…
変化なし!
といいますか、CPU温度が高くサーマルスロットリングが作動してスコアは伸びなかったというわけです。
ま、ある種予想通りともいえる結果ですね。
一体どこが違うのか?
各項目をチェックしていきます。
『Ai Tweaker\DRAM Timing Control』の項目が11に変更されていました。
デフォルトの状態は
DRAM CAS# Latency 9
DRAM RAS# to CAS# Delay 9
DRAM RAS# PRE Time 9
DRAM RAS# ACT Time 28
となっていました。
なんと、メモリもオーバークロックされていました(驚)
DDR-3の1600MHzなのですが、UEFI画面では1866MHzの表示になっています。
簡易的とのことですが、最適な設定になるんだなぁと実感しました。
書きながら気が付きましたが、ここの後半の数値である『11-11-11-32』が『Ai Tweaker\DRAM Timing Control』の内容のようですね。
まとめ
というわけで最終仕様を
最終仕様
- EZ SYSTEM Tuning ASUS Opimal
- Ai Overclock Tuner X.M.P
- XMP DDR3 -1869 11-11-11-32-2N-1.65V-1.65V
- CPU内部クロック倍率 Sync All Cores
- 1コアの倍率制限値 46
- OC Tuner Ratio Tuning
- EPU Power Saving モード 有効
- Ai Tweaker\DRAM Timing Control
DRAM CAS# Latency 11
DRAM RAS# to CAS# Delay 11
DRAM RAS# PRE Time 11
DRAM RAS# ACT Time 32
DRAM コマンドレート 2
基本に合わせてマニュアルで『ASUS Opimal』を参考に設定を行いました。
自動で設定するも良きですが、何をやってるかわからなくなりそうなので設定をしなおしたというイメージです。
大きく違うのはクロック倍率を『Sync All Cores』にして『46』へ。
後はEPU Power Saving モードを有効にして電圧を下げていると思われます。
ぶっちゃけ…
よく分かっていません(自爆)
ま、自己責任なので(笑)
この辺りを変更後、保存すると『EZ System Tuning』が『カスタマイズ済み』の表記に変わりました。
自分で変更した内容というのが分かりやすい表示になっていますね。
現状問題となりそうな個所は
CPUクーラー
一択ともいえそうです。
まずはCINEBENCHI R23を走らせてサーマルスロットリングが作動しないようにすることが先決ですね。
ま、そこまで負荷がかかるような環境にはならないとは思われますが。
一先ず、このまま稼動せさて様子をみてみようと思います。
暑くなる夏場はしんどいかなぁ…
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